ぬいぐるみは「不要なモノ」じゃない。ミニマリストの私が大切にする理由

かわいいもの

ミニマリストやミニマリズムには「とにかく持ち物を減らす」というイメージがあります。
しかし、ミニマリズムの本質は ”自分が本当に大切なものだけを残す” こと。

たとえば私にとって本当に大切なものの一つがぬいぐるみです。
一般的には大人になると不要なモノ扱いをされるのかもしれませんが、私には単なるモノではなく、心の支えや癒しの存在であり家族ともいえます。

この記事では「ミニマリストでもぬいぐるみを大切にする理由」をご紹介します。
ぬいぐるみに興味がない人も、ぬいぐるみを自分の大切なものに置き換えて読んでみてください。

ミニマリストの私がぬいぐるみを大切にする3つの理由

1. 本当に好きなものだから

ぬいぐるみは私にとって本当に好きで欠かせないもの。
幼少期から身近にあり、楽しい時も辛い時もいつでも側にいてくれる存在です。

  • 生まれてからずっと持っているぬいぐるみがある
  • お店でぬいぐるみを見かけたら駆け寄って行く
  • ぬいぐるみに触れない日はない

たとえばみなさんにも、お気に入りの洋服を着てワクワクしたり、可愛い文房具で勉強や仕事がはかどったりした経験があると思います。
本当に好きなものに接していると、気持ちが前向きになりますよね。

ミニマリズムに出会った当初、持っている物をどんどん手放しましたが、思い入れのあるぬいぐるみだけは手放せませんでした。思い出や愛着のあるものは、手元に残しておいていいのです。

2. 部屋にぬいぐるみがあると安心する

私がぬいぐるみを大切にする理由の一つには、「ぬいぐるみが部屋にあると安心する」という心理的効果があります。
外に出て仕事をしたり人と接したりすれば、上手くいかないことや辛いこともありますよね。
そんな時、家に帰ってきてぬいぐるみがいてくれると、ほっとして安らぎます。

ぬいぐるみは話しかけてきてはくれませんが、こちらの話をじっと聴いてくれます。
話せる人がいないとき、感情をどう言葉にしたら良いかわからないとき、ぬいぐるみに話すと気持ちが楽になることもありました。

また、ぬいぐるみの柔らかい抱き心地やふんわりした肌触りには温もりがあります。
人と触れ合うとオキシトシンという幸せホルモンが分泌されるそうですが、ぬいぐるみと触れ合うことでもオキシトシンが分泌されるのだそう。癒し効果バツグンです。

私は安心や心の穏やかさをすごく大切にしているので、ぬいぐるみ=「安心の象徴」です。
手放すことはできません。

3. 厳選することで「特別感」が増した

お気に入りのぬいぐるみを厳選して大切にすればするほど、愛着が湧き「特別感」が増していきました。

実のところ、以前の私はぬいぐるみを300体以上持っていました。
収納場所には当然収まりきらず、どんなぬいぐるみがあるのかも分からない状態。10年ほど前に、とりあえず減らさなければ・・・と多くのぬいぐるみたちを泣く泣くゴミ袋に詰めて手放しました。
本当に好きで大切なもののはずなのに、大事にできていなかった自分が嫌になりました。

今でも100体ほどあり、ぬいぐるみに関してはマキシマリストな私。現在はすべてのぬいぐるみに決まった居場所を作り、定期的にお手入れをしています。
お店で出会うぬいぐるみを思わず連れていきたくなる時もありますが、今あるぬいぐるみの顔が浮かぶので、増やさずに済んでいます。

好きなものだと特に、「もっと欲しい」と思ってしまいがち。
数を減らしてお気に入りだけを残したら、より愛情が深まり、大切になりました。

ぬいぐるみを持ちつつ、ミニマルな暮らしをするコツ

・数を厳選する

ぬいぐるみを持ちつつ、ミニマルに暮らすためには、数を厳選する必要がありました。
たくさんあればあるほど、一つ一つに向き合うのは難しくなります。

数を厳選するポイントは下記の通りです。

・一つ一つ手にとって必要かどうか考える
・収納スペースを先に決めてしまい、入る分だけ残す
・必要な数を決めて、それ以上は手放す
・1年以上触れていないものは手放す

「ぬいぐるみ」という一括りで考えると何も手放せなくなってしまいます。
一つ一つに丁寧に向き合って、今の自分に必要かどうか考えてみてください。

・飾り方や置き方を工夫する

ぬいぐるみの飾り方や置き方を工夫すれば、部屋をスッキリ見せることも可能です。
色も形も大きさもバラバラなぬいぐるみ。適当に置くと、ごちゃっとした印象になってしまいます。

具体的には、

・色や種類が似ているぬいぐるみをまとめる
・カゴの中にひとまとめにする
・背の順に並べる                  などなど。

他の物が置いてあるスペースを避けて、何も無いスペースにぬいぐるみを置くのもいいです。
ぬいぐるみのかわいさが際立って「癒し空間」になりますし、その場所を散らかさないようにもなりますよ。

・収納方法を決める

ぬいぐるみとミニマルな暮らしを両立するために、ぬいぐるみの収納方法を決めておきましょう。

・そのまま置く(棚やベッドの上など)
・ケースに入れる
・収納スペースに入れる

収納場所を決めて必ず元の場所に戻すようにすれば、散らかることはありません。

ちなみに、ぬいぐるみのホコリやダニ、汚れが気になる人もいると思います。
毎日触れるぬいぐるみ以外は、収納ケースやクローゼット、押入れの中に入れておくのがオススメです。防虫用品の使用したり風通しを良くしたりしてきれいに保ちましょう。

まとめ:ミニマリズム=手放すことではなく、大切にすること

この記事では、ミニマリストの私がぬいぐるみを大切にする理由についてご紹介しました。

■ミニマリストの私がぬいぐるみを大切にする3つの理由

・本当に好きなものだから
・部屋にぬいぐるみがあると安心する
・厳選することで「特別感」が増した

ミニマリズムとは、モノをひたすら手放すことではありません。
自分にとって好きなものや大切なものをだけを残し、とことん大切にすることです。

大切なものは人それぞれ異なります。他人の目や評価は気にせず、自分の心に素直に耳を傾けましょう。

ぬいぐるみが好きな人は、ぜひ一つ一つと向き合って大切にしてあげてください。
ぬいぐるみに興味がない人も、自分の大切なものと向き合うきっかけにしていただけたら嬉しいです。

最後で読んでくださって、ありがとうございました。

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